ネットコンパスのブログ

自作キーボードで快適な作業環境を

こんにちは。株式会社ネットコンパスの Mizt です。

私は今までにソフトウェア開発やハードウェア開発などに携わってきました。

今回は、開発作業に欠かせない、パソコンのキーボードについてお話をしたいと思います。


みなさん、キーボードにこだわりはありますか?

パソコンで作業する際には必ず必要となるキーボード。
日本語配列やUS 配列などの配列の違いの他にも、薄型キーボード、ゲーミングキーボードなど、たくさんの種類のキーボードが発売されています。

そのなかでも、「自作キーボード」というものが最近話題になっているのはご存知でしょうか?


自作キーボードのすすめ

私自身、現在使用しているキーボードは自作キーボードになります。
自作キーボードとは、基板やキースイッチ、キーキャップなどのパーツを組み立てて作るキーボードのことです。
最近では、はんだごてさえ持っていれば誰でも作成できる自作キーボードキットが数多く販売されています。
私が使用しているのは、yfuku さんが開発した Claw44 という分割 40% キーボードになります。

keyboard

写真をご覧いただければ分かるように、キーボードが左右に分かれており、一般的なキーボードにあるファンクションキーや数字の列が省かれています。
分割キーボードの一番の利点は、肩を開いたままタイピングできるため、肩こりになりにくいことです。
文字を入力する際に縮こまる必要がないため、自然と姿勢も良くなります。
キーボードの中央が空くことになりますが、私はそのスペースにトラックボールを置いて仕事をしています。

数字などの入力は、レイヤーという機能を用いています。
Shift キーを押しながら大文字のアルファベットを入力するように、レイヤーキーを押して数字が設定されているレイヤーに切り替えて入力するイメージです。
数字を入力する際に指を大きく動かす必要がなく、ホームポジションが崩れにくいのでとても快適です。

また、一般的なキーボードではキーの列が左右にずれて配置されていますが、こちらのキーボードは縦方向にずれています。
前者をロー (Row) スタッガード、後者をカラム (Column) スタッガードと言います。
指の可動域を考えると、カラムスタッガードのほうが自然な動きに沿っていると言われています。


自作キーボードの魅力はカスタマイズ性

自作キーボードの魅力は、自分の好きなキースイッチとキーキャップを自由に選べる点です。
キースイッチには、押し心地や重さ、静音性に優れたものなど、たくさんの種類から自分のお気に入りを選択できます。
キーキャップもシンプルなものからデザイン性の高いものまで豊富なため、見た目のカスタマイズも楽しめます。

ちなみに、どのキーにどのアルファベット、記号、数字などを割り当てるかすらも完全に自由。
文字配列そのものまで、自分の好きなようにカスタマイズできます。

あなたも、自作キーボードで快適な作業環境を手に入れてみませんか?