大学における高速文字認識処理と画像認識処理の研究応用として、薬剤師の方が取り扱う「処方箋」と「薬剤のパッケージ」をリアルタイムに認識して取り違いを防ぐデバイスを、協力会社との共同で開発しました。
ハードウェア開発として、Raspberry Piで使用するカメラ等を選定し、手首から指先にかけて装着して使用するデバイスを設計・製作しました。
文字認識と画像認識の処理が実装された元のプログラムでは、認識処理を行う際に毎回初期化の操作が必要であることがリアルタイム動作の制約となっていました。ネットコンパスではお客さまの方で毎回必須と考えられていた初期化操作を一切不要とできる旨ご提案し、プログラム改修にて実現させました。
実機において実際に薬を取り扱う動きに追従可能なリアルタイム動作を実現することができ、お客さまからは驚きの声とともに高い評価をいただくことができました。